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デザイン依頼で失敗しない為の4つのコツ!

依頼後の「こんなつもりじゃなかった!」を防ぐ為に!

デザインを頼んだ事があるけど、思ってたのと全然違うテイストになって残念だった。
デザインの依頼は初めてで、上手く注文できるか自信がない。


......など、ご依頼にあたってこんなお悩みはありませんか?
依頼の回数をこなせばコツも分かってくるかもしれませんが、そんなお金も時間も勿体ないですよね!



そのお悩み、4つのポイントを抑えれば大丈夫かもしれません!


お見積前にこちらの内容を頭に入れて、デザイナーと一緒に素敵なデザインを作り上げましょう!



デザイン依頼で役に立つ、4つのポイント!



完成イメージは見積前にしっかり固める!

お見積・ご依頼時に完成イメージを後回しにしていると、そのまま勢いで依頼してしまい、トラブルの原因になるケースが大変多いです!



チラシを作りたいので取り敢えず見積もりをお願いします!完成イメージはまだ決まってません。
かしこまりました。こちら概算のお見積です。
見積確認しました。デザイン制作を始めてください!
ご依頼ありがとうございます。どのようなイメージをご希望ですか?
( 見積も終わったし、自分で考えるのは面倒くさいな。)
おまかせします!
できれば詳しくお話を聞きたいのですが、本当におまかせでよろしいですか?
( やり取りをする時間も勿体ないし、デザイナーだからいい感じにしてくれるよね。)
大丈夫です!急いでいるので取り敢えず始めてください。
かしこまりました。
( 数日後 ) デザインが完成しました。いかがでしょうか?
( 思ってたのと全然違う…。)作り直してください。


このような流れの場合、修正回数が多く追加料金が発生したり、一から作り直して倍の料金や制作期間が発生したりと、お客様にとってもデザイナーにとっても非効率的なお取引になってしまいます。

不明点が多いと、そもそもお見積が発行出来ない場合もございます。
下記内容については、ご連絡前にあらかじめ決めておきましょう!

ご依頼前に決めましょう!

・デザインの希望イメージやコンセプト、ラフ
・ご利用媒体 ( SNS、チラシ、webサイト など )
・納期
・予算
・納品形式  ( 印刷物、png、psd など )
・部数
・サイズ
・挿入予定の画像、文章
・使用色数 ( フルカラー、2色、モノクロ など)


データの拡張子やサイズなど、ご自分では判断の難しい情報については勿論お気軽にお尋ねください!

お客様であらかじめ決めた情報が多ければ多いほど、

ヒアリング時間が大幅に短縮できる

制作にかけられる時間が増える

正確な見積が可能

などのメリットがあります!

依頼前の手間を惜しまないことで、ご依頼におけるトラブルは格段に防ぎやすくなりますよ!



参考画像を渡し、どこを参考にしてほしいか具体的に伝えましょう!

完成イメージを手っ取り早く共有する為には、ご希望のテイストに近い参考画像を渡すのが一番です!
写真や参考URL、手書きのラフなど、視覚で感じるデータをぜひお渡しください。

その際、参考画像の「どこが気に入っているのか」を「具体的」に文章で伝えましょう!
解釈の幅がある曖昧な言葉だけだと、99%デザイナーに伝わりません!

「かわいい感じ」→レース、花、刺繍、リボン、動物、こども、ポップ、清楚、ハート etc
「青」→ etc

このように、一つの言葉から連想するイメージは人の感性によって様々です!

「ネモフィラの花を散りばめた清楚で可愛いデザイン」や
「浅葱色に近い青色。カラーコードの#00a3af 。」

など、具体的な単語を補足しましょう!

希望のテイストに近い参考画像が見つからなかった場合は、NG参考イメージとして、「こういうテイストは好きではない」と事前に伝えるのもデザイナーにとって有力な情報になりますよ!



掲載内容は途中で変更しない

「デザイナーは、最初に受け取った情報を総合的に判断し、制作しています!」

画像の構図や色合い、文章の文字数や言語、デザインのテイストなどの前提を途中で変更すると、
完成直後の新築を無理矢理リフォームするような形になります!

結果、要望通りに変更したけれど、最後まで違和感の拭えないデザインになってしまう事も。

お客様にとっての「簡単な修正」と「実際の作業コスト」が一致しない事も多く、大幅な変更には高額な追加料金も発生いたします。

ご用意頂く画像や文章は、ご依頼前にしっかりと確認致しましょう!



制作期間に余裕を持つ

「デザインにかけられる時間が少ないほど、比例してデザインのクオリティも下がります!」

同じお値段でも、制作期間に十分に余裕があるものとスピードを優先したものとでは、デザインのクオリティに大きな違いが生まれてしまいます。
地盤作りや設計に時間をかけた建物と、突貫工事の急ごしらえの建物との、強度の違いと似ているでしょうか。

スケジュールが厳しいご依頼の場合、お急ぎ料金が発生する可能性も。

特に、納品形式を印刷物でご要望の場合、印刷工程だけで10日程の余裕を確保しましょう。
印刷内容によっても必要日数が異なりますし、印刷納期が早ければ早いほど、印刷料金が2倍3倍に跳ね上がります!
デザイナーがどんなにお値打ちにお見積を急いでも、こればかりはどうしようもなりません…。

お急ぎのご依頼は危険がいっぱい!

・ヒアリングの時間が十分に取れない
・お客様のご要望が正しく伝わりづらい
・ご希望テイストと異なるデザインになりやすい
・制作期間が短くクオリティが下がりやすい
・デザインや印刷のお急ぎ料金が発生し、割高になる
・修正する時間がなく、ご納得いただけない状態で納品になる可能性がある

ご覧のように、納期に余裕のないご依頼の場合、お客様にとってもデザイナーにとってもデメリットが沢山あります…!

デザインのご依頼が急遽必要なケースも勿論あるかと思いますが、ご依頼内容が決まったあとは、早め早めのご連絡をおすすめ致します!



まとめ

いかがでしたか?

同じお値段、同じデザイナーでも、依頼方法や伝え方によってデザインの仕上がりは格段に変わります

デザイナーも最善を尽くしますが、デザイナーの一人相撲ではなかなか良いお取引に繋がりません。

お客様の一手間で、完成品が二倍も三倍も良い物に仕上がる可能性があります。
上記のポイントを活用して、ぜひご納得の頂けるデザインをGETしてくださいね!

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